テスリックスの取付位置について

テスリックスの取付位置について

1.トイレを快適・安全に!テスリックスの正しい取付位置

 縦でも横でも、どこを持っても握りやすい格子型手すり「テスリックス」。 トイレでの立ち座りを一番ラクにするための、理想的な配置と設置のポイントをご紹介します。

便座との絶妙な位置関係

座った状態からスムーズに手を伸ばせるよう、便座の先端から少し前に出た位置(約39cm)を中心に設置します。高さは、便座の面から約22cm上が手すりの下のラインになるのがベストです。

一番大切なのは「頑丈な下地(壁の補強)」

全体に体重をあずけてもグラつかないよう、手すりの後ろ(黄色いエリア:約90cm四方)には、**厚さ12mm以上の頑丈な合板(コンパネなど)**の下地を入れてビスでしっかり固定する必要があります。リフォームの際は、必ず施工業者に「しっかりとした下地を入れてほしい」とお伝えください。

※製品の材質(プラスチック製か木製か)によって、数ミリ程度本体のサイズが異なります。

テスリックスの取り付けの一例

テスリックスはビス止めです。取り付ける際は、頑丈な下地が必要です。コンパネ又は構造用合板をその幅のままでご使用ください。また可能であれば、他の面にも下地を設置しておく事をお勧めします。ご不明な時はお近くの工務店等専門業者様にお問い合わせください。

日本の一般的な住宅や施設に設置されているトイレの便座の高さ(床から便座の座面までの高さ)は、平均して400mm〜420mm(40cm〜42cm)が標準となっています。

歴史的な推移やメーカーごとの設計思想によって、以下のように少しずつ変化しています。

2. 標準的な高さの目安

  • 現在の主流:410mm 前後 国内の大手メーカー(TOTO、LIXIL、パナソニックなど)の現行の主要な一体型・タンクレス便器の多くは、座面の高さが417mm〜422mmあたりに設計されています。
  • 少し前の標準:380mm〜400mm ひと昔前のモデルや、一部のセパレート型(組み合わせ便器)では、床から便器のフチまでが370mm〜380mm、そこに30mm〜40mmほどの便座が載るため、トータルで380mm〜410mm程度になります。

3. なぜ少しずつ高くなっているのか?

近年、日本のトイレは以前に比べて数センチ高めに設計される傾向があります。理由は大きく2つあります。

  • 日本人の平均身長の伸び 体格の向上に合わせ、低すぎる便座よりも少し高めのほうが、座る・立ち上がる際の膝や腰への負担が少なくなります。
  • 立ち座りのしやすさ(バリアフリー) 人間工学的に、股関節や膝への負担を減らして楽に立ち上がるには、座面がある程度高いほうが有利です。

4. 用途や対象によるバリエーション

標準的なサイズ(約410mm)以外にも、使う人に合わせた特殊な高さの便器が存在します。

対象・用途便座の高さの目安特徴
一般家庭・施設(標準)400mm 〜 420mm現代の日本人の体格に合わせた最も汎用的な高さ。
高齢者・車いす対応430mm 〜 450mm車いすの座面と高さを揃えることで移乗しやすく、足腰が弱い方でも立ち座りが楽になります。
幼児用(3〜5歳児向け)270mm 〜 280mm足がしっかり床に着き、踏ん張りやすい高さに抑えられています。

新しくリフォームなどをされる際は、この「410mm前後」を基準にしつつ、家族の身長や足腰の状況に合わせて、必要なら高座面仕様を選んだり、補高便座で調節したりするのが一般的です。